シナリオ2
――廃棄された筈の神殿内部にいたのはヴォルクルス教団の大司教サルティス。何やら実験などと口を滑らせていますが、このシナリオでは目的を果たしたと撤退してしまいます。しかしヴォルクルス教団はそんなに栄華を誇ったのですかね?信者数50,000人に対して、神殿があり過ぎな気がするんですが。そこはやはり三柱神のひとりということでしょうか。
サーヴァ=ヴォルクルス
思ったよりも語彙力がありますね、サーヴァ=ヴォルクルス。もっとこう、本能的な破壊衝動の塊みたいな印象があったのですが、そこはやはり思念体だからでしょうか。現実社会に顕現してくるだけの力もありますし、もう少し、神様らしい扱いをしてあげないとな、と思いました。(この辺り、顕現する神を持たない地上人には理解が足りなくなってしまう部分がある気がします)
サルティス
大司教という大物の登場ですね。ヴォルクルスに対して「不名誉な思いをさせてしまって……」なんてさらりと言ってのける辺り流石の大司教様。ワカメといい彼らの語り口って、手ごわさを感じさせる悪の魅力に溢れてますね。
ところで魔装機神のメインストーリーってヴォルクルスなんでしょうかね。他国の上層部の人たちは腐ったところや力に溺れているところが非常にわかり易く描かれていて、口の悪い言い方をするなら「こんな人たちをのさばらせてしまっている時点で国民の質も知れるのでは?」と思ったりもするのですが、ヴォルクルス教団の人たちってそうではないですよね。知性を感じさせるところがあります。
どんな実態なのかわからないヴォルクルス教団ですが、思ったよりも巨大な組織だと感じさせます。組織が巨大化すると起こるのが解釈の相違による分裂。カトリックとプロテスタントみたいな教義の違いも出てきたりして、などと妄想は尽きません。
魔装機神操者たち
君ら基本的にあっさりしてるというかドライというか……
驚いたのはリューネ。「どうせあとで実は……」というパターンではないかとシュウの振る舞いを許してしまっている! いくらマサキにシュウを説得させる役割を任せてみせたあとのこととはいえ、少しぐらいは疑いそうなものなのに!
無印SRWであんなにシュウを毛嫌いして噛み付いていたのが嘘のようですね。今までのゲームシナリオ内でそういった心境の変化に至るようなエポック・メイキングな出来事はなかったように感じるのですが、本当に何があったんだ。