LOEの復習編だった第一回を終えて、私の知らないストーリーが展開される第二回イベの感想になります。前回に引き続き、それなりの毒を含むレビューになりますので、ご覧になられる方はそれなりの心の準備をしてからスクロールしてください。
シナリオ1
――セニアに頼まれて廃棄されたヴォルクルスの神殿に調査に向かう魔装機神+αの一行。そこにシュウとサフィーネが姿を現して……というシナリオです。
導入部分からかっとばしてますねえ。創世の女神の名前がアンティラスということで、隊の名前をアンティラス隊に改めてますが、やはりファンタジー世界のお話。神話は必須テクストなのでしょうか。てか、魔装機神世界の神ってアレとかアレとかアレでしょ。女神アンティラスがまともな神様である保障ってあるんですかね?
シロ&クロ
今回のオープニング担当はシロとクロ。でもさらりと終わってしまって寂しい限り。チカのあの大量テキストがいかに異常なのかがよくわかりますね。喧しいったらありゃしない。
私が書くと海だ山だ川だなんだと煩いだけの使い魔だったりしますが、実はこの二匹、真面目な部分が多かったりしますよね。ご主人様であるところのマサキの根っこの部分をよく表していると思います。
ついでにこの点に触れておこうと思うのですが、無印SRWまでは「=」で繋いでいた名前や名称の表記が、魔装機神からだと思うのですが、「・」に改められたのですよね。私はその表記があまり好きではないので、名前の方は今でも「=」で表記してしまっていますが、これ国際的な表記ルールなのですよね。うーん、でもやっぱり好きじゃない。笑
セニア
買い物に行くような気軽さで新しく発見されたヴォルクルスの神殿跡の調査への同行を頼みにくるセニア様。流石です。しかし、この世界のやんごとない方々の扱いってどうなってるんでしょうね。あなた様方、ふらふら出歩き過ぎな気がするのですが。というか、ラングランって専制君主制から立憲君主制に生まれ変わった筈では?
あともう一点、セニアは臣籍降下しちゃったんですかね?それともまだ王族としての籍は残っているのでしょうか。傍流には傍流の役割があるのがロイヤルな方々の世界なのですが(主に後継を残すという意味において)、魔装機神の世界のロイヤルな方々ってその辺りを感じさせないですよね。ノブレス・オブリージュって何だ。
全くどうでもいい話なのですが、無印EXのセニアの顔グラが、私の高校時代の友人にそっくりでして、当時はプレイしながらそればかりが頭を過ぎって仕方が無かったのですが、魔装機神で顔グラが変わったことでそう感じることもなくなりました。個人的にはそれがちょっと寂しかったりもします。
マサキ
シュウに腕が鈍ったと言われてしまったマサキ。実戦から遠ざかると腕が鈍るってことは、あなた実戦がないときは怠けて過ごしてでもいるの……?マメな性格ではないとは思っていましたが、一応魔装機神の操者なんですから、そこはしっかりしましょうよ。
シュウ
勿体ぶった物言いと何を考えているかわからない態度もシュウの魅力のひとつだと思うのですよ。理解したい!そう思わせるカオティックな魅力こそがシュウの本懐!いきなりそれが爆発して、私としては嬉しい限りです。
昔のゲーム雑誌の登場人物紹介で「涅槃を見て帰ってきた男」なんて言われてたりしていたんですが、涅槃と言われると思い出してしまうのが今は亡き沖雅也。若い方にはわからないかと思いますが、なんかちょっと似てませんか?今のちょっと濃い顔とか影のあるところとか。髪型を似せたらそっくりになると思うのですが。